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はみだしにっき

2005年6月6日

元日本兵生存情報

フィリピンの山奥で元日本兵がひそかに生活している・・・。このところ騒がれていた「元日本兵生存情報」ですが、結局は詐欺まがいのニセ情報だったようですね。前例があるだけに無下にはねつけることもできないのでしょうが、実際は私達の知らないところで、元日本兵をめぐる情報ビジネスがはびこっていることを今回初めて知って、ビックリすると同時にショックでもありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050603-00000010-mai-soci

私は最近、職場で知り合ったフィリピン人の家族と仲良しになっていて、毎日のように電話でおしゃべりしたり、お互いの家を訪ねたりしています。この前、お父さんに「日本人の友達ができて嬉しいよ。戦争のときは日本に侵略されたけど、もうそれは過去の話しだしね」と言われました。お父さんと言っても私よりちょっと年上なくらいで戦後生まれのはずです。でも、そういうこと言うんだなって思いました。とっさに申し訳ない気分で一杯になりましたが、それは日本がフィリピンを侵略したとかいうことよりも、それを何も意識していなかったことに対して、だったと思います。

日本人がアメリカを意識するほどにはアメリカ人は日本を意識することはなくて(日本がどこにあるか知らないアメリカ人も多い)、それと同じように、日本人はフィリピン人が日本を意識するほどにはフィリピンを意識していないんでしょうね。そういうギャップはできてしまうものだし、「だからもっとフィリピンを意識しよう」とか、ここで言いたいワケじゃないです。でも、例えば小泉さんが今年もモメてる靖国神社参拝の話を考えるときに、もしかしたらこういうギャップが日本と外国の間にあることを知るのが理解の助けになったりするのかも、と思ったりしました。私達が思う「日本」と、中国や韓国、フィリピンや・・・外国人が思う「日本」はとにかく違う。靖国神社を参拝することにどういう意味があるのか、反発するアジアの国にとってどういう意味に映るのか、それを考える前に騒ぎ自体に疲れてしまいがちですが、本当はきちんと知って自分のイケンを持っているべきなんでしょうね、そういうことにも。ただ、イケンを持つこととそれを人に言うことは、また別の話なのですが。

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