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はみだしにっき

2007年1月28日

「新選組!」

わあ。コンピュータのノートパッドをなんとなく眺めていたら、古い書きかけの文章が出てきました。多分、2005年の大河ドラマ「新選組!」を見終わったころ書きかけて、何故か途中でやめてとっておいたみたいです。こんなんです。

いつだったか、「新勢力は新体制を作る力になるよりも、むしろ旧体制にこだわりやすい。矛盾するようでも、新体制は旧体制のなかから生まれやすい」というのを読んだことがあるけど、幕末はまさにそんな感じだったのでしょう。新選組だって、名をあげようと思ったら新しいことをしてもよかったけど、あの人達に政治の中心部が見えたわけもなく、まして世界の動きなんて見えたわけもなく、たった一つ彼らに見えた現体制のヒエラルキーを登っていくしか思い付かなかった。

その現体制を壊す「新体制を作る力」も活動を始めていて、そういう力には、旧体制を知り尽くしているような人たち、旧体制がもう機能しなくなっているのを分かってる人たちがなっていた。新選組が目指したトップが、実はその山を崩そうとしていたわけです。なんて皮肉なんでしょう。

私たちはそういう全部が済んでしまった後から振り返って見ているので、新選組を哀れにも思い、歯痒くも思うけど、当の本人たちは割と人生も夢も全うできたのかもしれません。最後に敗北を味わったのは確かだろうけど、最低限、本人たちの意識としてはずーっと負けっ放しだったわけでもなく、もうあまり意味の無くなった旗本の地位に昇ったときの近藤勇と土方歳三の喜びは、ドラマで描かれたあのままじゃなかったにせよ、ああいう気分だったんじゃないかと思います。

「新選組!」、やっぱり面白かったですね。もう一回見たいなあ・・・。

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