「ひかりの森」というサイトがあります。私の大学時代の同級生・ウニが、娘のひかりちゃんの成長を綴っている暖かいサイトです。彼女は広島出身で、旦那さんは九州男児。彼らはそれぞれの家族と離れて東京で暮らしているため、ひかりちゃんが産まれてからしばらくは、ウニがファックスでひかりちゃんの成長をお知らせしていたのが発展して、このサイトが誕生したそうです。
ある日ウニから「親バカなホームページを作りました」というお知らせをもらい、「ひかりの森」を初めて見たときのことを、今でもよく覚えています。現在は白とグレーのスッキリしたデザインですが、最初はオレンジを使った元気なムードでした。親バカと本人は言うものの、決して自己満足な親バカ通信ではなく、誰でも経験のある子供時代の思い出や家族の暖かさを感じさせる作りで、私はすっかり引き込まれてしまいました。
今回、改めて「ひかりの森」のあちこちを読み直してみましたが、ウニが妊娠に気付いたときから出産までを綴った「ひかりちゃんのおいたち」は、話を知っているのにちょっと涙が出ました。ウニは妊娠に気付いたあとの検診で子宮筋腫があることが分かり、そのために受け入れてくれる病院を探したり、ひかりちゃんを少しでも長くお腹に留めておくために大変な苦労をしたのです。無事にひかりちゃんが産まれて、「顔を見てから決めようと思っていた」名前を決めたときの「決まったらとてもいい名前だと思えて、自信が出てきた」という言葉には、お母さんになったウニの喜びが込められているように思えました。
「ひかりの森」には、ウニ一家の近所の地図や、ひかりちゃんの写真がたくさん載っています。そのためパスワードで管理されていて、家族や友人しか見られないようになっているのですが、それがこのサイトの一つの魅力にもなっています。紹介で遊びに来るようになった人も何人かいて、でもみんなどこかで繋がっている安心感があって、すぐに仲間のようになれるのです。そのため掲示板がいつも楽しいおしゃべりで盛り上がっていて、悩みや喜びを共有するお母さん・お父さん達の憩いの場になっています。私には子供はいませんが、ここを覗くといつもホッとするので、多いときには一日に二度三度アクセスするときもあります。ウニの妹・小ウニちゃんとも仲良しになったし、ウニのお義母さんも時々おしゃべりに参加してくれて、年長者の智恵を披露してくれるのも楽しみです。
「ひかりの森」からは、ひかりちゃんにメールが送れるようになっています。それを見たらタイムマシンみたいでワクワクして、平仮名でひかりちゃん宛のメールを送ったことがあります。ひかりちゃんはこの春から保育園に通うことになり、あのメールを読んでくれるのは、もう間もなくのことだろうと想像すると、またドキドキします。「ひかりの森」でウニが紹介してくれる可愛いエピソードの数々を読むと、子供の成長って本当に早いし、毎日新しいことに出会っている羨ましい人種だなあとつくづく思うのです。
【ご案内】
「ひかりの森」は2006年2月にリニューアルして「ひかりの森*風のいぶき」というサイトになりました。こちらはパスワード管理されてはいませんので、是非アクセスしてみてください。