フラガール

2006年日本、120分

監督:李相日
出演:蒼井優、松雪泰子、徳永えり、 豊川悦司
音楽:ジェイク・シマブクロ
公式サイト:http://www.hula-girl.jp/

2008年9月15日

ずっと見てみたいと思っていた「フラガール」、DVD を書店で見つけたときは感激して即買いました。福島県の常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)の誕生物語ですが、子供の頃テレビでくり返し常磐ハワイアンセンターのコマーシャルを見ていたので、それが映画になったとなると、古い友達に再会したような、故郷に錦を飾った幼なじみを祝福するような、そんな気分。しかも海外でも DVD が売られているなんて、出世したねえ、みたいな(笑)。ハワイという土地柄、この映画を売っていても不思議はないかもしれませんが。とにかく、常磐ハワイアンセンターに行ったことはないんだけど、でもよく知っているような、応援したいような気分です。

映画は本当によかったと思います。登場人物がみんな魅力的でした。新しいものを受け入れようとする人々、古い物を守ろうとする人々、反対のように見えるけど、どちらもまちに対する思いは同じだったりする。だから、葛藤のあとに協力して新しい物を生み出したときの感動が大きかったのだと思います。ずいぶん笑ったし、ずいぶん泣きました。

ところで、ボーナストラックの、フラガール達のドキュメンタリーも本編に負けないくらい面白かったです。オーディションで選ばれたダンサー達が一からフラやタヒチアンダンスを学ぶのですが、上達に差が出てしまったときに焦りや挫折感を味わったり、一緒に衣装を作ったり。撮影時の涙や笑顔・・・。彼女達を題材にいい映画が一本できてしまうのではないかと思いました。

音楽もよかったですねえ。担当したのはハワイ出身の日系人、ジェイク・シマブクロですが、実は私、彼がこれほど有名になる前に、生演奏を聴いたことがあるのです。職場でハワイの文化を紹介するイベントをしたときに、ジェイクもウクレレを披露してくれて、ラッキーなことにそれを無料で聴くことができました。ウクレレって、おもちゃのようなものだと思っていたので、あれほど変化のある音色が出せて、あれほどドラマチックな演奏ができるなんて、目からウロコが落ちたのを覚えています。

今度日本に帰ったら、常磐ハワイアンセンターに行ってみたい。名前が変わったのは分かってるけど、私の中では親しみのある名前の、常磐ハワイアンセンターに行ってみたい。いますぐ行ってみたい!映画を見ながらそう思いました。

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