いやあ、真田さんはすごかったですねえ。実は数年前、パーティ会場で挨拶する真田さんを見たことがあるのですが、本当に静かな方だったんです。控えめで。照れ屋な感じで。そういう記憶もあるので、余計にあの迫力が迫力でした。(文章になってませんけどねえ)
しかし、全体にはヘンな映画でした。アメリカ人が表現するヘンな日本人にウンザリしているので、そういうヘンな日本人を見なくて済んだ分とても楽しめましたが、そういうヘンな日本人とは違う新しいヘンな日本を見せられたような。期待したより面白かったけど、それ以外のことを言おうとすると文句が出てきそうで。いや、出てきても別にいいんだけど、そういう文句を抱えるのが面倒と言うか・・・。それよりトム・クルーズのアメリカ人振りを面白がったり、真田さんがすごかったなあと思ったり、武士がかっこよく登場したなあとか、断片を楽しむ程度に留めておいたらいいかと。・・・それか、間違え探しクイズのつもりで観たら面白いかもしれないけど・・・。
いやでも、インディアンを虐殺した後味の悪さで投げやりに暮らしてたトム・クルーズ(の役名を忘れました)のココロの救済に、日本の武士を選んでくれたのは光栄でしたでしょうか。勘違いだらけだとしても。っていうか、武士道とか日本の心とか、やっぱりアメリカ人には分からないと思う。「じゃあ説明しろ」って言われても困るけど、無意識の底に潜んでるような、日本人にしか分からない感覚って、やっぱりあるんじゃないでしょうか。例えばあの映画を観たら違和感を感じるような何かが。
でも、あれでトム・クルーズ(の役)は本当に救われるんだろうか。やっぱりおかしくないか??日本で武士と出会って目が覚めたら、本当に自分の気持ちに決着をつけるにはアメリカに戻ってインディアンを守る人になるとか、インディアンと暮らすようになるとかしないと・・・。まま、いいけど。