ミッション・インポッシブル 3

2006年アメリカ、126分

製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
監督:J ・J ・エイブラムス
主演:トム・クルーズ
公式サイト(日):www.missionimpossible.com/intl/jp/
公式サイト(米):www.missionimpossible.com <--- ゲームがあります。単純なんだけど嬉しい。

2008年11月10日

ミッション・インポッシブル、映画シリーズの最初はすごーく面白かったのに二作目はちょっとガッカリしたんですよね。「よくあることだけど」と思ってはみたものの、そのガッカリ感が根強くて三作目は公開から二年経ってやっと見ました。すごく面白かったです。

映画の本編も面白かったんだけど、DVD に付いていたオマケもよかった。どんな作品でも面白いメーキング・オブ。それに監督とトム・クルーズが映画を見ながら製作秘話を延々語るコメンタリー(それもいくつかのシーンをピックアップして語るのではなく、映画まるまる一本ですよ!)。コメンタリーは最近の常識なのか DVD にはよく付いていますが、たいていは監督だけか、監督とスタッフがコメントしているんですね。トム・クルーズのように役者が参加しているのは珍しい気がします。まま、トム・クルーズはプロデューサーでもあるので、その立場で考えれば特別なことでもないかもしれないけど、それでも嬉しいオマケです。そして公式サイトでもふんだんにビデオを見せてくれたり、ゲームがあったり。ゲームは単純なものだけど、映画の情報を見るついでにちょっと遊べて嬉しい(実は大好き)。というように、映画本編がよかったのに加えてプロモーションもサービス満点です。

今回私が楽しんだのは、トム・クルーズ本人が語っているように、ドラマ性が前二作よりも強い点です。トム・クルーズ演じるイーサンと婚約者の関係、イーサンとチームメイトの関係、イーサンと部下のリンジーの関係など、アクションだけではなくストーリーをじっくり楽しめました。実は、一作目はすごーく面白かったけど話の筋は何も覚えてないんですね(笑)。で、あの映画はそれでいいとずっと思っていました。絶対死なないトム・クルーズのアクションを安心して楽しめばいいものだと思っていたのです。二作目は相手役の女の子が好きになれなくて、どうして二人が恋愛感情を持ったのかもあまりにも突然で納得できなくて、一作目と矛盾するようですがいくら映画だからって・・・と思ったのしか覚えてないし。

そんなわけで、私はこの三作目がシリーズ最高作じゃないかと思うけど、興行的には最低だったようですね。世間的には娯楽に徹したほうが受けるのかな。三作目で飽きられたってことはないですよね?次回作も話は進んでいるようなので、期待したいです。

ところで、この映画ではトム・クルーズがすごく年を取ったように見えて驚いてしまいましたが、アクションは健在でした。メーキング・オブで、監督がトムは全て(だったと思う)のアクションをスタントマンを使わずに演じたと言っていたのですが、それってすごいことですよね。そういうアクションスターは他にもいるんだけど、トム・クルーズはそういうアクションスターだと思っていなかったので、かなり見直したというか、尊敬したというか。壁からロープを使って降りるシンーン(これも定番のようになってますね)で、地面スレスレで止まるはずが止まらずに胸を打ったりしてるんだけど、それでも何もなかったかのようにニコニコしていました。

トム・クルーズは整った顔のせいで顔がいいだけのアイドル的な扱いをされた時期に、あんまりもがいた様子がないと思っているのですがどうでしょう。「7月4日に生まれて」に出たのが、そういう使われ方を変えるためのように見えたことは見えたけど、本人がすごくそのイメージに苦しんだようには見えませんでした。トム・クルーズはいつもひょうひょうとしていますよね。で、そのせいか、あんまり演技派だとも思っていなかったんだけど、今回、それこそが彼のすごいところかもしれないと思ったのです。頑張って演技しているように見せないけど、うまいんですよね。演技もアクションもこなせる人なので、頑張る必要もないのかもしれないし、だから見る方も肩が凝らずに楽しめるのかもしれないし。

う。もしかして、そんなことはみんなもう知ってたのかな(笑)。それともほめすぎ?まあいいや。トム・クルーズにはずっと好感を持っていたのですが、スゴイと思ったのは今回が初めてでした。映画の話を何もしていないようですが、この辺で。

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