20世紀初頭、日系移民がさとうきび農場の労働力としてハワイに移住した頃の話です。
工藤夕貴さんが演じる主役の若い女性が、写真で見ただけの相手と結婚するべく日本からハワイにやってきます。相手に会ってみると写真とはずいぶん違い、相手は年をごまかしていたことが判明。でも、彼女にも日本では暮らしにくい理由があって、それを隠しての結婚でした。結婚生活はうまくいくはずもなく、二人は気まずい日々を送るのですが・・・。
事実に基づいて作られたそうで、地味な映画だけど、その分ウケを狙わない誠実な描写に好感が持てます。またアメリカ人が日本人をヘンな風に登場させてないかと少し身構えましたが、それは全くありませんでした。悲しいシーンもあるのにワーッと泣くでもなく、とにかく淡々と静かなのです。でも退屈しない。いい映画でした。