2000年に公開されたときに劇場で観たのですが、改めてビデオで見ました。おおまかなストーリーは、バンコクに滞在していた主人公リチャード(ディカプリオ)が、手に入れた地図を頼りに天国のようなヒミツの島に行く、というもの。辿り着くまでも冒険ですが、辿り着いてからも冒険。島で暮らす若者達と知り合い、しばらく夢のような時間を過ごすのですが・・・。
何か新しいもの、もっと興奮できる何か、非日常を求める気持ちは、誰でも持つものだと思います。だからこそ、私達は旅に出るのかもしれません。この映画の始まり、天国のようなヒミツの島なんて胡散臭いし、辿り着くまでにも危険信号があったのに引き返さなかった主人公の描写は強引かもしれませんが、とにかく島に行ってもらわないとお話にならないからしょうがないですよね。しかも、それはホンの些細なことです。島に着いてから起こる様々な出来事からは、きれい事ではないニンゲンの本性が伺えるように思います。終わったとき、「天国のような場所は実際にあるけど、現実から逃げてそこへ行っても天国は得られないんだよなあ」と、改めて思いました。マウイにも、天国を求めてやってきて、生活するうちに失望して元の土地に帰って行く人はたくさんいるのです。
「ザ・ビーチ」、観てない方にはオススメします。ディカプリオはやっぱりカッコイイし、映像もキレイで面白くて楽しめます。ラストもいいですよ。